DotStim

class psychopy.visual.DotStim(win, units='', nDots=1, coherence=0.5,
    fieldPos=(0.0, 0.0), fieldSize=(1.0, 1.0), fieldShape='sqr',
    dotSize=2.0, dotLife=3, dir=0.0, speed=0.5, rgb=None,
    color=(1.0, 1.0, 1.0), colorSpace='rgb', opacity=1.0, contrast=1.0,
    depth=0, element=None, signalDots='same', noiseDots='direction',
    name=None, autoLog=None)

DotStimは一面に多数のドットを描画するためのクラスである。draw()の呼び出しの度にどのようにドットの位置を更新するかを指定することが出来る。

DotStimは多様なドットの運動に対応している。各方法の長所と短所はScase, Braddick & Raymond (1996)を参照のこと。この文献で述べられている6種類の運動全てがsignalDots, noiseDots, dotLifeを適切に設定することで描画できる。

パラメータ 解説
signalDots ‘same’または’different’。信号のドットがフレーム毎に異なるドットとなるか同一のドットとなるかを指定する。
noiseDots ‘direction’, ‘position’,’walk’のいずれか。ノイズのドットの更新規則を指定する。
dotLife ドットが消滅するまでのフレーム数を指定する。

バージョン1.70.00以降では、デフォルト値ではノイズは一定の速度でランダムな方向に運動し、信号は同じドットであり続ける。

詳細についてはPsychoPy BuilderのDotsコンポーネントのドキュメントを参照のこと。

さらにカスタマイズが必要な場合は、DotStimから派生クラスを作成して_update_dotsXYと_newDotsXYメソッドをオーバーライドすること。

(訳注:原文にはthe DotStim should be subclassedとある)

ドット描画範囲はfieldSizeで決定される。fieldSizeにはX方向とY方向の大きさを表す要素数2のシーケンスか、スカラーを指定する。スカラーの場合はX方向、Y方向同サイズを指定したものと解釈される。値は負の数でもよいし、ウィンドウより大きくてもよい。