Dlg

class psychopy.gui.Dlg(title=u'PsychoPy Dialog', pos=None, size=None,
    style=None, labelButtonOK=u'OK', labelButtonCancel=u'Cancel',
    screen=-1)

シンプルなダイアログボックスのクラスである。テキストや入力欄などを順番に追加して、入力された値を取得することが出来る。 DlgFromDictも参照のこと。以下に使用例を示す。

from psychopy import gui

myDlg = gui.Dlg(title="JWP's experiment")
myDlg.addText('Subject info')
myDlg.addField('Name:')
myDlg.addField('Age:', 21)
myDlg.addText('Experiment Info')
myDlg.addField('Grating Ori:',45)
myDlg.addField('Group:', choices=["Test", "Control"])
ok_data = myDlg.show()  # ダイアログを表示してOKかキャンセルを待つ
if myDlg.OK:  # OKだったか判定する。if ok_data is not None でもよい
    print(ok_data)
else:
    print('user cancelled')

addField(label=’‘, initial=’‘, color=’‘, choices=None, tip=’‘, enabled=True)

ダイアログに(ラベル付きの)入力欄を追加する。ラベルの文字色やツールチップを指定できる。

‘initial’が真偽値であればチェックボックスが作成される。’choices’がリストまたはタプルである場合、ドロップダウンリストが作成される。それ以外の場合は、テキストを入力できるボックスが作成される。

戻り値は追加したフィールドのハンドラである。

addFixedField(label=’‘, initial=’‘, color=’‘, choices=None, tip=’‘)

ダイアログに編集不可の要素を追加する。実験のバージョン名の表示などに用いると良い。

show()

ダイアログを表示してOKが押されるかキャンセルされるまで待つ。

ユーザーがOKを押した場合はダイアログ上の各項目の値が順番に並べられたリストが返される。それ以外の場合はNoneが返される。