日本心理学会第86回大会 チュートリアルワークショップ

2022年9月8日から11日に開催される日本心理学会第86回大会チュートリアルワークショップの資料置き場です。

日本認知心理学会第19回大会 ワークショップ と共通部分が多いですが、こちらでは「PsychoPyでつくる心理学実験」(朝倉書店, 2020) 第2章の実験をベースとして、Codeコンポーネントの話題を扱わない代わりにPavloviaのプロジェクトについての解説を増やしています。

事前準備

PsychoPy実行環境

可能であれば バージョン2022.2.2 をご用意ください。2020.2以降であればほぼ同じように操作できますが、一部異なる点があります。ダウンロードはこちらです(https://www.psychopy.org/download.html)。

Pavloviaアカウント

ワークショップで解説する作業を実際に自分でおこないたい場合はPavloviaのアカウントが必要です。アカウント作成は無料です。今回のワークショップの範囲では クレジットを購入する必要はございません 。作成手順は Pavloviaアカウント作成手順 をご覧ください。

作業用プロジェクト

jpa2022_stroop.zip をダウンロードして展開しておいてください。この実験は「PsychoPyでつくる心理学実験」第2章の実験を一部変更したもので、ワークショップではこの実験を編集します。 Macを使用していてPythonで実行した時に日本語の表示が乱れる方は jpa2022_stroop_mac.zip を試してみてください(TextコンポーネントのフォントにHiragino Sansを指定しています)。

スライド

ワークショップで使用しているスライドです。必要に応じてダウンロードしてください( jpa2022ws.pdf )。

ワークショップではPsychoPy Builderの基本的な操作や第2章の実験の作成手順を解説しません。 第2章の実験の内容を確認したい方は ワークショップで取り上げる実験について 、作成の様子を動画で確認したい方は 実験作成手順の解説動画 をご覧ください。

Pavloviaアカウント作成手順

https://pavlovia.org/ にアクセスしてください。 ページ上部に以下のようなメニュー(トップメニュー)がありますので、Sign in/Registerをクリックしてください。

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以下のようなページが表示されます。Registerタブをクリックして各欄に記入し、Registerをクリックすればアカウントが作成されます。以下の2点に注意してください。

  1. Usernameはオンライン実験のURLの一部となりますので、半角英数で入力しやすい名前をつけてください。

  2. Emailは機関ライセンスの認証にも用いられるので、所属機関が機関ライセンスを保有していて、それを利用する予定の方は機関のEmailアドレスで登録してください(詳しくは機関のライセンス管理者にご相談ください)。

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ワークショップで取り上げる実験について

「PsychoPyでつくる心理学実験」第2章の実験はフィードバックありのStroop課題です。以下に実験のフローを示します。

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実験作成手順の解説動画

日本認知心理学会第19回大会ワークショップの事前資料としてアップロードした「PsychoPyでつくる心理学実験」第6章の実験を作る動画の前半が第2章の実験の作成手順の解説です。 「事前準備」でダウンロードする作業用プロジェクトは、この動画で作成したものとほぼ同じです(ファイル名やコンポーネントの名前、実験情報ダイアログの内容などが異なる)。